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Tokyo / Japan |
冬シーズンが終わってしまって ジャンプ好きにはニュースもなく 一番気の抜ける季節となりました。 日本国内では3月24日に札幌・大倉山ジャンプ場で 国内最終戦が行なわれ(第二回伊藤杯ナイタージャンプ) 今季結果の出なかった 船木選手が最後の最後で表彰台の真ん中に立ちました。2位には長い時間をかけて改造に取り組んできたジャンプがついに今冬自分のものになってきた吉岡和也選手、3位はこれが高校生として最後のジャンプとなった渡瀬雄太選手でした。これからのチームジャパンを引っ張っていってくれるであろう若手3人が最終戦で顔を揃えたことは 来るシーズンへの良い兆しであると信じます。 そして この試合をもって現役引退をなさる選手もいます。1994年リレハンメルオリンピックでラージヒル団体銀メダルを獲得した西方仁也選手。近年は腰痛など 身体の不調もありワールドカップの遠征には加わっていませんでしたが 常に国内大会では上位入賞を果たしていた、文字通り努力の人でした。もう一度、国外でワールドカップを戦って欲しかった。その日が来るのをずっと待っていましたが 残念ながら叶わぬ夢になってしまいました。誰にでも第一戦の競技生活から身を引く日がやってくるのはわかってはいるけれど 今年がその時だとは思ってもいなかった。原田選手と同年齢での引退は本当に残念ですが 今後もきっと後輩たちの範となってくれることでしょう。 春が来てスキーを置く人がいて また高校・大学・社会人と新たな環境に進む人がいて そして今年は休む暇もなくジャパンのトレーニングも始まります。 また来季 ジャンプ台に向かいわくわくしながら試合開始を待つ その時を楽しみに・・・ (2001年4月4日 <in Tokyo> この項 了) |
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初稿 04.APR.2001 |
改稿 17.JUL.2001 |
スキージャンプ・現場主義