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□ 16 FEB 2001 <Fri> □ □ 00-01 観戦の記録一覧へ □ |
Lahti / Finland ノルディックスキー世界選手権 大会第2日目 |
ラハティは今日も暖かく、複合の個人戦(ノーマル+15km)では シャンツェはともかく 走るコースの雪はまるでざらめのお砂糖のよう。ジャンプが終わって11位の荻原健ちゃん、走りが好調で もうちょっとで入賞の7位まで追い上げた。 これをきっかけに 次の団体戦でも(20日)もっと良くなってくれそう。 ジャンプ陣はほかの競技の終了後に 公式練習があった。 夕刻から夜のとばりが降りてきて 最後は晴天の夜空に星が瞬く中での練習。 この時期は夕日が街から見てジャンプ台の向こうに沈んで行き、一瞬茜色に染められた空を背景に次々とジャンパー達が飛んでくる。 ここの会場では 何故か観客は練習には余り興味がないらしく いつもがらがら。 また 一般観客スペースが台から遠い為、細かい所までは見ることができないのが難点と言える。 夕べ吹き荒れた嵐のような風は収まり、練習時はほぼ無風または微風の状態だったが やはりここにきてもマリシュに穴なし、といった感じを受ける。事故の後遺症が心配されたオーストリアの2人(注) も普通どおりに飛んでいてとりあえずその姿を見たので安心した。(この2人とは昨日 ウィーンからの飛行機が一緒だった。ヴィドはわたくしの前の座席。)ゴルトベルガーが調子よさそうで 団体戦のメンバー選考が難しくなったことだろう。 日本チームは 吉岡くんが安定している。この世界選手権の結果いかんでトップ選手への仲間入りが懸かっている。調子を持続させることは難しいだろうが 今のところは自信を持って飛んでいるように見うけられるので きっと良い結果がでるのでは と期待している。 船木くんは どうだろうか。メディアの報道に振り回されず いい形に持って行けたら、と願うのみ。 (いつも通りご本人は振り回されたりしないでしょうが・・・) (注)オーストリアの2人 … Andreas Widhoelzl と Martin Hoellwarth。この大会直前の2001年2月4日夜 ドイツ・ヴィリンゲンでの試合後 Hoellwalth 運転の自動車が事故を起こし 同乗のオーストリアジャンプヘッドコーチ Alois Lipburger 氏が死亡した。2001年6月 Hoellwarth の不起訴が決定、事件は終結した。 (2001年2月16日 Lahti この項 了) |
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初稿 <Funakist's Fan Voice> 16.FEB.2001 |
改稿 17.JUL.2001 |
スキージャンプ・現場主義