◇◇◆◆◇◇◆◆BACK++++++++++◇◇HOME◇◇++++++++++NEXT◇◇◆◆◇◇◆◆

■■ 00‐01の現場 - 観戦の記録 - ■■

 01 MAR 2001 <Thu>                                                      □ 00-01 観戦の記録一覧へ □
Oberstdorf / Germany   WC第16・17戦 (フリー練習日) FH

  2月26日にラハティから一旦ウィーンに戻って2泊、28日の夜行列車に乗り ミュンヒェンで乗り継いで約9時間半、再びのワールドカップの現場ドイツ・オーベルストドルフに到着。しんどー。
公式練習1日目、この日は大会組織委が無料招待をした近郊の学校の生徒が先生に引き連れられてかなり来ている。だけど 世界選手権参加組はシュミット・ハンナヴァルトを含めて 殆ど飛んでいない。当然ですね、ただ見てただけのわたくしでさえ こんなに疲れが残っているんだから・・・ (寒い、というのはそれだけでストレスになるらしい) それにフライングは身体にかかる負担が格段に大きいというし。

テストジャンパーが7−8人、選手が10数人しか飛ばない中、会場内のヴィデオスクリーンは3年前の1月に ここで行われたフライング世界選手権を映している。この時は長野オリンピック直前で、わたくしはすでに日本に帰国していて現場では見ていない大会だし (いまでも惜しいことをしたと悔やんでいます) この映像は初めて見るもの。 (ドイツのテレビARD・ZDFの中継だったと思います。) 結果がわかっていても ハナちゃん・ディータ トーマのレコードジャンプにははらはら。そして圧巻の船木くんのラストジャンプ。 20点×5。 改めて、素晴らしく美しい飛行にざわーっと鳥肌がたち 同時に顔が自然と緩んでくるのがわかる。何回も流れるスロー映像を見て 非の打ち所のない、ジャンプのひとつの完成形を見る思い。 (このヴィデオ 欲しい!!!!)
日のさんさんと降り注ぐ谷間のジャンプ台で 1998年の素晴らしいジャンプに幸せな気分をもらい ひとり心の中で乾杯するために2ヶ月振りにグリューワイン(温めたスパイス入ワイン)を買い求めた。(約200mlで5マルク=約300円程度) これまでいつも試合の後で飲んで身体を暖めていたのだけれども 今季不本意な成績が続いていたので ジャンプ週間1試合目 12月29日のオーベルストドルフ以降は 口にする気になれなかったのだ。
またおいしいグリューワインをいっぱい飲ませてね。(ただの酔っ払い?)

今日は世界選手権を1試合も戦わずに途中帰国してしまったヴィドが好調で 新レコードを記録 (1998年 トーマ 209m → 211m → 216m と2回更新)。自分が抜けたチームが金メダルを取っているのだから それは期するものがあるだろう。みんな がんばれ!明日は練習2本と予選がある。

  

(2001年3月1日 Oberstdorf この項 了)
  00-01 観戦の記録一覧へ    00-01の現場 FIS日程へ
  このページのはじめに戻る
>> ジャンプの現場 2000 - 2001 =01 MAR 2001=
初稿 <Funakist's Fan Voice> 01.MAR.2001
改稿 17.JUL.2001

 

◇◇◆◆◇◇◆◆BACK++++++++++◇◇HOME◇◇++++++++++NEXT◇◇◆◆◇◇◆◆

 

スキージャンプ・現場主義
copyright   © 3区民   2001
URL  http://ski-jump.cside1.jp/
MAIL  briefkasten@ski-jump.cside1.jp