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■■ 00‐01の現場 - 観戦の記録 - ■■

 04 MAR 2001 <Sun>                                                       □ 00-01 観戦の記録一覧へ □
Oberstdorf / Germany   WC第17戦 FH

  今日も朝から雨、それもこれでもか という本降り。この雨と気温で町なかの雪は殆ど溶けてしまっている。試合は出来るんだろうか?会場に着いたらいつものようにスタートリストを買う。(1マルク) それを見た時のわたくしの愕然とした気持ち、お解りいただけますよね。ないの どこを見ても Kazuyoshi Funaki の文字が・・・
どうして どうして?????
落ち着いてもう一度 リストの始めから名前を確かめる。 岡村創太くん ある 仲村和博くん ある 渡瀬雄太くん ある 吉岡和也くん ある みやじくん ある 葛西の紀ちゃん ある。
船木くんと岡部くんが エントリーしていない。体調不良?今 のどの風邪が流行ってるから。(わたくしも もう5日微熱が退かない。風邪薬も飲み果たしてしまった。) それとも まさか調子を落としすぎているから休養? 現地では状況が判らない分 悪い事を考えてしまう。暗澹たる気持で予選を迎える。 雨は止む気配すらない・・・

スコアをつけようにも 紙がぐしゃぐしゃになってしまうので予選は距離のみ記録、それもところどころ抜けてしまった。日本、全員予選通過でひとまずは良かった。ゲートは判らないがスピードは昨日とほぼ同じ位で102−104km/h、シュプールはサマーのチャイナのように水が流れているだろうし 飛んでいる最中は雨が顔に当たって見えにくいだろう。着地も 固めた雪面の上に水が溜まってハイドロブレーニング状態になるんじゃなかろうか と色々考えたが思ったような不可避なミスや事故はなかった。
予定時刻通りに試合が開始される。売り切れのはずの指定席には ところどころ空席がある。昨日初めてのWCポイントゲットしたアラン・アルボーンくん、タミ・キウルくん、2位になったヴィリ‐マッティ・リンドストレムくん 揃って依然絶好調。(1本目6・8・11位) 岡村くん 吉岡くん (今ポイントを落とすのは痛い!) 残念2本目行けず、後の4人は昨日よりも良い順位で2本目へ。ユシライネンとマッティ・ハウタメキ以外のフィンランドが軒並み順位を落としている。特筆すべきは アホネンの1本目敗退。(ヴィドも落ちている) すごく久し振りじゃないだろうか。

2本目19位まで飛んだところでキャンセル、スピードも飛距離も落ちている訳でもないのに? ゲートを3つ上げるという。200mを超えさせたい、試合を盛り上げたいという意図と見た。17位みやじくん 199mを飛んで派手なガッツポーズが久々に出た。そうだよ その調子。15位仲村くん 1本目より伸ばしたものの順位は下げた。ポイントはゲットしたからえらい。7位葛西くん やっと出た195.5m、飛形点も良い。(素晴らしく美しいジャンプ、とのアナウンス) ここから後は出口に向かいながら隙間隙間で見ていた。今日中にウィーンに帰らなければ次のファールン行きに差し支えるので、どうしても15時09分発の列車に乗りたかったのだ。(ウィーン到着は23時20分、実に8時間11分の長旅なんです。ハワイ行けちゃう。) 昨日は会場からシャトルバスの終点である駅まで 全部で2時間を要した。(出場制限とバス待ち) 1本目3位のシュミットがどうやら観客と主催者の思惑にかない 逆転勝利を収めたことを確認し 1本目キャンセルになった12人のやり直しジャンプは見ずに 急いですでに人が群がっているバスに乗った。ウィーンに帰って どうして今日出場しなかったのかを早く知りたい。

(付記; ウィーン到着後 船木くん・岡部くんはすでに日本に帰国してしまったことを知り、更なるショックを受ける。この後 最終戦まで復帰しなかったら・・・ 船木くんは陸上練習中の足の捻挫が原因らしい。検査をした上で今後の復帰を決めるとの記事。軽傷であることを祈ると共に なんとかプラニッツァには来て欲しいと願う。)

 

(2001年3月4日 Oberstdorf この項 了)
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初稿 <Funakist's Fan Voice> 04.MAR.2001
改稿 17.JUL.2001

 

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