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■■ 00‐01の現場 - 観戦の記録 - ■■

 08 MAR 2001 <Thu>                                                       □ 00-01 観戦の記録一覧へ □
Trondheim / Norway   WC第19戦 (Nordic Tournament・公式練習日) LH

  ファールンでの試合終了後 21時30分のバスで フィンランドに向き合う海沿いの Gaevle というところまで出て そこから夜行列車で北上・横断するとスウェーデン・ノルウェイ国境の Storlien、2両編成のノルウェイ国鉄に乗り換えてやっとトロンハイムに到着したのが 昼の11時50分。このノルディック・トーナメントは移動があまりにもきつすぎる。ファールンをキャンセルした選手・国が多いのも納得。 (選手にはチャーターフライトでも準備されているんでしょうか?あったとしても この過密スケジュールでは過酷すぎて可哀想だ。) ラハティ後から引いていた風邪はいまや 「胸の病」 とも言えそうな、いやーな咳が出るようになっていて 空気を大きく吸い込むことが出来ない状態。夜行列車の車中 (6人簡易寝台) では口にタオルをあててゲホゲホいう音が室内の人の迷惑にならないようにしていたので なんだか寝たような寝てないような・・・

トロンハイムも暖かい。大学があるので若い人が多い街だが、上着を脱いでいる子も結構いたりする。今日は余り無理をしないことにして 夜に多分行われる予選だけを見に行く。トロンハイムの中心から郊外に向かう路線バスで約20分、ここも世界選手権会場だったところ。(すぐ隣に距離競技のスタート・ゴール地点であるメインスタンドがあり、試合をやっていなくても 市民が夜間でも走っている。)

19時すこし過ぎに会場到着、予想ぴったりで丁度予選が始まったところだ。(入場無料) 去年は強風で予選中止になったが 今年はおだやかで風もほとんどなさそう。かなり照度の高い夜間照明の中、70人を越える いつも通りの予選人数だ。観客用にはスタートリストがないので詳しい結果は分からないが みやじくん ファールンでの1本目落ちをカバーする如くのロングジャンプ。雄太くん、予選通過はちょっと厳しいか?仲村和博くん、このところ吉岡くんを凌駕する勢いだが 今日も調子良さそうで予選での順位も結構上につけた。ヴィドはやはり不調なのか 今日も手をぐるぐる回してばたんと落ちた。ハナちゃんはここも欠場? ゴルトベルガー 良い感じが続いている。いよいよ完全復活。葛西の紀ちゃん 抑えてるのか?ユシライネンは飛んできた。シュミット・マリシュは相変わらず飛ばしてる。そういえば最近は ほんの少し前のようにマリシュがひとりぶっちぎり、という飛距離ではなくなってしっかりシュミットも付いていっている。

20時をすこしまわって予選終了、バスはこのあとは1時間に1本になるのでバス停に急ぐ。帰りの席は右に取ると決めている。途中、トロンハイムの街を見下ろすように山道を降りていくのだが、夜は街の灯りが美しいのだ。あれほどに見事ではないけれども 函館山から降りていく時の夜景を思い出させる。このトロンハイムも海沿いの街、トロンハイムフィヨルドの最奥に位置する ノルウェイ第3の都市だというのも なんだか函館 (北海道第3の市) と似ている気がして 好きだと思う。

  

(2001年3月8日 Trondheim この項 了)
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初稿 <Funakist's Fan Voice> 08.MAR.2001
改稿 17.JUL.2001

 

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