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■■ 00‐01の現場 - 観戦の記録 - ■■

 23 FEB 2001 <Fri>                                                         □ 00-01 観戦の記録一覧へ □
Lahti / Finland   ノルディックスキー世界選手権 大会第9日目

  予報通りの北極圏並みの寒さ!朝9時マイナス25.5度。
今日の試合はノーマル個人で最後のナイターとなる。(このあとは ”純粋” なナイターではない) 昨晩 やらないと言っていたはずのノーマルの練習をしてる映像をTVで見たので 午前に練習はしないだろうと (勝手に) 判断して 一旦は出掛ける準備をしたのだけれど これだけ気温が低いと出渋る、というか やっぱり温帯人の心理としては うーん夜の為に体力とっとこう、と思ってしまったのが大間違い。午後 麻子さんと待ち合わせたら やっぱり10時から練習と予選をやったんだそうだ・・・(何をやってるんだか、自分)

予選はジャパン全員通過とのこと、会場には15時半に着いたが 観客の出足がいつに無く鈍い。やっぱり地元民も寒いんだろうか。午後2時半の時点でマイナス18度、普通にしているだけで顔が切れそうだし 手袋をしていても指の感覚を全く失っていて 「凍傷」 の二文字が頭をよぎる。 ジャンプ観戦で凍傷、とか言ったら医者にばかにされそうだなぁ、などと考えていても寒い。言ってもどうにもならないけど 何回寒い寒いと言っただろう。

17時練習開始。 う〜ん・・・(これが感想)
飛び終わった選手がゲートをくぐったあと ほとんどがそこに降ろしてあった上着をすぐに着ているのに 原田・吉岡両選手はそのままの格好でリフトに乗っていく。(誰か用意しておいて!)
18時試合開始。 う〜ん・・・(これしか出ない)
最高で吉岡くんの12位、今日もメダルどころか入賞も×かい〜 たのむわ〜 ほんまに〜 さぶぅ ちーん(ハナをかむ しかし出ている、という感覚はない) 何時の間にかいっぱいになった観客席からは 意味も無く ”ばんざーい” のアクションが起こる。寒いので身体を動かす為。
19時ファイナル。一本目とゲートは同じ? 9? スピードはやや上がっているけど きっとみんな寒さで身体が縮んでいるのか 距離が出ない。そんな中で19位原田さんがこれまでの最長不倒となる94m!お願いだ 一本目からそれ出してくれ〜!!!そしてここから 悪魔になる。一人ひとり選手が飛ぶ度に 何メートル以上飛ぶな〜来るな〜と念じる。葛西・吉岡くんが順位を下げてしまったので 飛び終わった原田さんだけがいよいよ希望を繋ぐ蜘蛛の糸・・・10位以内、8位、7位、ついに6位まできた!一本目5位は地元アホネン。観客の興奮がいやがおうにも高まる中 正反対の結果を望む。ごめん きみには何の恨みもないの。地元でメダル取りたいよね。でも ここはひとつ。ニッポンも入賞して 少しは気を楽にしときたいの。87.5m!原田さんの点数に届くにはわずか50cm足りなかっただけだが順位を落として6位の位置。おぉ5位だ もうこれ以上は望みすぎというものですよね。一本目2位からアダム・マリシュが今日の最長不倒98mを出して逆転優勝!シュミットとマリシュ ラージとノーマルの金を分けあった形になった。今季首位争いをしてる二人だから 誰もが納得の結果、でしょう。

明日は複合スプリントとラージ団体。ノーマル団体もメンバー発表があったはず。船木選手、だめなのかな やっぱり?大会期間中は練習も思うようには出来ないし 修正するチャンスがどんどん失われていくようでもどかしい。

 

(2001年2月23日 Lahti この項 了)
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>> ジャンプの現場 2000 - 2001 =23 FEB 2001=
初稿 <Funakist's Fan Voice> 23.FEB.2001
改稿 17.JUL.2001

 

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