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□ 24 FEB 2001 <Sat> □ □ 00-01 観戦の記録一覧へ □ |
Lahti / Finland ノルディックスキー世界選手権 大会第10日目 |
午前10時マイナス14度、昨日よりも ”暖かい” と感じてしまうこの感覚・・・ 複合スプリント前半ジャンプ (ラージ) を見に行く。荻原健ちゃん4位につけ 1位と26秒差で折り返し、良い感じ。前2試合の印象から走りもきっとやってくれるだろうと 確信する。 午後 ジャンプ・ラージ団体に備えて 練習開始(15時半)1時間15分前には会場入りしたが午前の複合の観客数には及ばない感じ。 15時複合後半7.5kmスタート、ジャンプ会場からところどころわずかに荻原健ちゃんの姿が見える。スプリントはあっという間に終わってしまうが、リザルトを告げる場内アナウンスの 「5位 Kenji Ogiwara」 に喜ぶ。頼りになるなぁ ほんとに頭が下がります。どうかまだまだ競技を続けて欲しい。もっともっと見せて欲しい、競技している姿を見ていたいと思う。限界なんて誰にも言わせない。 ラージ団体練習ラウンド、ドイツ・オーストリアの調子がよさそう。フィンランド国民期待のエース アホネン、今ひとつか? 最後のひと伸びがない感じ。 16時半試合開始 雪、と言うよりも 凍った水分の結晶が落ちてくるような状況の中 第一グループではハナちゃんが伸ばす。昨日まで いえ さっきの練習まで良くなさそうだったのに〜(ハナちゃん 好きだけどこの際それはまた別の話)。日本は第一グループのみやじくんでドイツに続く2位につけるも 第二グループ なにか元気を感じられない吉岡くん、89mで11ヶ国中6位に・・・でもまだ5位オーストリアとの差は11点、第三グループ 原田さんで5位に上げる しかし4位との差は逆に18点に広がる。ここまでで2位はなんと (!失礼) スロヴェニア。第四グループ 各国のエースが登場する中、スロヴェニアがついさっきの練習まで好調だったユーレ・ラデリで一気に後退、ニッポン葛西紀ちゃんで4位に浮上。でもなんだか紀ちゃん、ここのところどうも良く見えない。(悪くはないのだ 決して。でもなんだか 他を圧するような迫力が感じられない。)誰もが認める力があるのに どうして大きな大会に縁がないんだろう・・・ 2本目 みやじくん(泣) 吉岡くん(喜) 原田さん(偉い!) 葛西の紀ちゃん(もっと出来るぞっ!) 総合は変わらず4位、もう途中から逆転不可能な点差になってしまっていたので くやしいけど諦めが入っていた。直近の目標である3位オーストリアが みやじくん/ゴルトベルガーの組合せ以外は3人とも必ず日本を上回ってくるのだから。 1本目26.7点差が終わってみると42.3点差、一人あたり1回で2.5m以上の差がついていた。 ノーマル団体が日本ノルディックスキーチーム最後のメダルのチャンス。一矢報いることが出来ますように・・・ (2001年2月24日 Lahti この項 了) |
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初稿 <Funakist's Fan Voice> 24.FEB.2001 |
改稿 17.JUL.2001 |
スキージャンプ・現場主義