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■■ 世界を見に行く 基本情報編 その1 ■■

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日本出発まで 渡航準備
パスポート
国外へ観戦に行くためにはこれがなくては始まりません。
パスポートをこれから申請するかたは十分な時間的余裕を持って手続きをしましょう。航空券を購入する際にはパスポート番号が必要となりますが 取得後航空券を購入した箇所に番号を知らせればOKです。
既にお持ちのかたは有効期限を確かめてください。国により、入国時の条件にパスポートの残存期間の規定があります。目安としては最短で当該国を出国するまで・最長で滞在期間+3ヶ月の有効期間が残っていること。一般的に 残存期間が1年を切ったら新規パスポートに切り替えておくと安心です。

外務省のページでパスポート申請について調べる

在日本大使館・政府観光局のリンク集からパスポート残存期間の各国の規定を調べる

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日本出発まで 渡航準備
ヴィザ(入国査証)
2001ー2002シーズン現在、純ジャンプのワールドカップ開催国には 日本人が観光目的で入国する際にヴィザを必要とする国はありません。ただし スロヴァキア[*]は滞在・通過ともにヴィザを必要としている国であり、国際列車のルートによってはスロヴァキアを通過(たとえば 夜行列車を利用してスロヴァキア国内では下車せず通り抜けることを指します)しますので ヴィザを予め取得しておかなければなりません。列車内及び国境でのヴィザ取得は不可能で、不所持者は容赦無くスロヴァキア入境前の隣国国境で列車を降ろされるますので 列車のルートには十分注意しましょう。(通常ジャンプ観戦旅行ではルート上にスロヴァキアが入ることはまずありません。ポーランドのザコパネからついでにハンガリーへ観光に行く、などの場合です。)
[*] 日本国籍を有するものはスロヴァキア入国に際し2002年3月22日より観光・通過目的のヴィザは免除になりました。 これにより 欧州内のすべてのWC・SG開催国にヴィザなしで観光・通過目的の入国ができることになりました。

スロヴァキアのヴィザ取得について調べる

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航空券
航空券の手配はインターネットの普及によって格段に容易になりました。航空各社・旅行会社のページを見比べて ご自分の好みで手配してください。目的地・域内での移動の有無・マイレージ等々 色々な基準によって選択が可能でしょう。これでは余りにも不親切だ、と思われるかも知れません。もしあなたが初めて自己手配で個人旅行をするのでしたら 多少の失敗は付きものだ、くらいの気持ちでトライしてみてください。ここでは 目安として日系と欧州系航空会社のメリット・デメリット(これも個人的意見に過ぎないと言えますが)を述べるにとどめます。

〓日系(JAL・ANA)〓メリット〓機内で日本語が100%通じる・日本国内乗り継ぎ便が安く(または無料で)手配できる
〓日系(JAL・ANA)〓デメリット〓目的地からの接続便が別費用(「2フライト付」などはない)・受託荷物(機内預けの荷物)の重量について厳しい

〓欧州系(LH・OS・SKなど)〓メリット〓 欧州域内接続便が無料でつくものが多い(2〜4フライトなど)・実は現地で融通が利くこともある(乗り遅れの際に別便に乗せてくれたりもする場合がある。通常格安航空券は予約便に限り有効)
〓欧州系(LH・OS・SKなど)〓デメリット〓日本国内乗り継ぎ便は別手配となる・ロストバゲッジなどのトラブル発生時に日本語で対応していないことが多い(現地日本人スタッフがいるとは限らない)

なお、ANA及びスターアライアンス加盟航空会社を利用して欧州に入る場合 「ヨーロピアンエアパス」という チケットが追加で購入できます。利用規定など詳細はANAの国際線のページをご参照ください。

航空会社のリンク集で航空券を探す

旅行会社のリンク集で航空券を探す

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宿泊
宿泊の手配は早めに越したことはありません。WC開催地はリゾート地であることが多いので短期の宿泊者はウェルカムでないこともしばしばです。(最低泊数を設定している宿も多い)
特にドイツではシュミット出現以降、ジャンプの人気は日本国内での想像以上に高く、年々宿の確保が厳しくなっています。出発前にすべての手配をしておきましょう。(以前は現地到着後、ツーリストインフォメーションでお願いしてその日の宿が取れたのですが…)
一軒一軒自分で探して当たるのも良いですが、まったく初めて行く土地でしたら やはり現地のツーリストインフォメーションに依頼するのが近道でしょう。メールでも受け付ける所がほとんどですが、経験上ファクシミリで依頼をした方が早く確実に返事をもらえるケースが多かったようです。
ファクシミリでもメールでもインフォに依頼する際は自分の要望を出来るだけ詳しく、かつ明瞭に書きましょう。また要望どおりの宿が見つからない場合でも 「こんな宿なら確保できる」などと連絡もしてくれますが 相手になるべく手間を掛けさせないように 代替案(予算限度額を上げる、など)も提示しておくと一度で用が済みます。どの国へ出すのでも英語で大丈夫です。
具体的には

  1. 到着日・出発日・泊数          
  2. 氏名・タイトル(Mr/Ms)・人数・部屋数          
  3. 宿・部屋のタイプ (「ホテルに限る」「シングルで部屋にシャワー付」「2ベッドでトイレ付」「衛星放送テレビ付」・・)          
  4. 1泊当たりの予算限度額(部屋のみ・朝食付)          
  5. 連絡先(日本の住所・電話・ファクシミリ・メールアドレス          
  6. その他(「喫煙者である」「列車で到着するので駅から歩いて行ける所」「上のリクエストが難しければ どんな宿でも良い」など)
日本出発まで 渡航準備
なお、ヨーロッパの宿泊で 特に小規模な宿(ペンションやレストランを持たない家族経営の小ホテルなど)を探す際 気を付けたいのが部屋の設備についての認識の違いです。シャワー付の部屋でもトイレが付いているとは限りません。またバスタブ付きの部屋はそう多くはありませんので 湯舟にこだわると部屋は取れなくなったりします。必要に応じて「Bath/Shower + Toilet」と書いておけば良いでしょう。もちろん 共用のシャワー・トイレで構わなければ書く必要はありません。
また 2人でひとつの部屋に宿泊する際に ベッドが2つ欲しければ(日本では通常ツインと言っている部屋のことです)上のように書くと判ってもらいやすいでしょう。なにもことわりがなければ かなりの確率でダブルベッドの部屋が当たったりします。また「ジャーマンツイン」といって、マットは別でもベッドの枠がひとつのものも多くあります。これはベッド2つと理解します。
以上の内容にプラスするとすれば 「ジャンプを見たいが為に行くので どうか取ってください!」くらいです。初めて連絡をする際にはギャランティの為のクレジットカード番号は書かなくて良いでしょう。

ほかの方法としては 海外のホテルを取り扱っている旅行会社に依頼する・ホテル専門会社のページから検索して予約を入れる(会員制・日本払い・現地払いなど様々ありますが 都市部が中心なのでジャンプの開催地は余り含まれていないようです)などがあります。

ツーリストインフォメーションのリンク集から宿泊情報を探す

ホテル専門会社のリンク集で探す

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交通手段
ここではジャンプ開催地から次の開催地へ移動する際の交通手段に通用するパス類について書いていきます。到着空港から開催地まで(逆コースも)の移動は略します。ガイドブックなどで調べてください。
  1. 鉄道利用
    1. 鉄道パス  北欧で通用するいくつかのパスを除いて すべて日本で購入します。代表的なものに「ユーレイルパス」がありますが 欧州の鉄道は概して料金が安いので却ってパスを購入した方が高くつく場合も多々あります。各国の鉄道のみで通用するパスもあり、何ヶ国も移動するのでなければこちらで十分でしょう。パスのメリットはいちいち切符を買う必要がないこと、移動すればするほど割安になることです。つまり1箇所またはせいぜい2箇所のジャンプ観戦であれば 料金的にはパスはお徳にはならないケースが多いということです。

    2. 地域パス  一国のなかの一部地域でのみ有効な割引切符です。現地の有効区域内でしか買えなかったり、その国の鉄道駅どこでも買えたり、とさまざまです。ちょうどJR各社の「ホリディきっぷ」のようなものなので詳しいことは現地で確かめるか 地域または鉄道会社のホームページで調べるほかありません。また 紹介パンフレットはほとんどの場合現地語のみです。

    3. 区間切符  現地の鉄道窓口で購入します。ほぼどこでもクレジットカードで切符が買えます。窓口の開閉時間には注意してください。最悪、乗車前に切符が買えなかったとしても 車内で検札にきた車掌さんから購入することが出来ます。(ただし 割増料金です。)本来切符を持っていないまま乗車することは禁止されていますから これは最終手段として覚えておくにとどめてください。
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  1. バス利用 
    ヨーロッパの国々には国際バスも数多く運行されていますが 切符は現地でのみしか購入できないことがほとんどです。また 基点となる鉄道駅からジャンプ開催地の小都市に行く路線バスなどは 当然ですが現地で(乗車時に)料金を支払います。フィンランドは高速バスなどの車内でもクレジットカードが利用できますが ほかはほぼ現地通貨の現金払いとなります。ともかく日本出発前にバスの切符のことを心配しても始まらない、ということです。(いくつかの運行経路などについて調べることはできます)

鉄道のリンク集で情報を探す

JTBの海外旅行のページで鉄道パスの情報を得る

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日本出発まで 渡航準備
持ち物
持ち物こそ個人差があるものでしょう。必要なものを現地で購入することはよほど不便なところでない限り可能です。以下はわたくし自身の経験からの意見です。
●現地購入は難しい
風邪薬  携帯カイロ  ボタン電池
◎現地調達おすすめ
チューブ入り洗濯洗剤(Rei in der Tube) 泡立ち良く 泡切れ良く 絶対便利です(ドイツ・オーストリアなどで購入可能)
○あると便利なもの
ビーチサンダル(室内履き・共用シャワー利用時)
風呂敷(荷物整理に最適)
国内・海外旅行兼用湯沸しポット(カップも一緒に)
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通貨
ふた昔ほど前、海外旅行と言えばなぜか「米ドル」でした。しかし米国が目的地ならばそれは正しい選択でしたでしょうが それ以外の国に行くのにはどうでしょうか。いくら流通量が多いとは言え、ヨーロッパにおいて米ドルは日本においてと同様、外貨でしかありません。日本で米ドルを購入し、ヨーロッパで現地通貨に両替をするとしたら 両替にかかる手数料は2回分支払うことになり、為替のリスクも2倍になります。万が一の為の隠し通貨として 多少の米ドルを用意するのは本人の裁量に任せるとして、ではヨーロッパに観戦旅行をする時 最も利便性の高い通貨はなんでしょう?

まず第一はその国の通貨、ついで日本円です。ですから 訪れるのが1カ国のみであれば当該国の通貨または日本円を、2カ国以上であれば日本円を持っていれば便利だと言えます。

では 出発前に当該国の通貨を用意する必要はあるかと言うと 日本で購入できない通貨・チェックも多々ありますし 通貨は自国での価値が最も高いのが相場なので 為替差益を考えると到着地で両替することをお勧めします。もちろん 安全の為には現金を大量に持つことは避けましょう。トラベラーズチェック・日本円の現金・クレジットカード・外貨キャッシュカードの4種を持っていれば完璧です。
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トラベラーズチェック・・・

購入時に金額の0.5〜1%の発行手数料がかかる。外貨チェックは使い残した分を再両替する際にも手数料が必要となる場合が多い。(日本円は額面どおりで再両替可)有効期限は無いに等しい。(通貨切り上げなどの措置があった場合は除く。ただしEU加盟国のうち 2002年通貨統合に加わっている国のチェックについては購入前に発行個所にご確認ください。)
日本円の現金・・・・・・・

1万円・5千円・千円の札をとりまぜて。几帳面な人は番号を控えているそうです・・・(盗難時に警察に届けるため。しかし 見つかる可能性はゼロに等しい上 現金は旅行保険ではカバーされないので余り意味はなさそう。)
クレジットカード・・・・・・・「カード類」の説明を参照ください。

外貨キャッシュカード・・・「カード類」の説明を参照ください。

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日本出発まで 渡航準備
カード類
クレジットカードは一枚は必携です。欧州内で汎用性が高いのはマスター(欧州内名称EUROCARD)・ビザの2種です。支払いの際だけでなく、小額だけ必要な時や緊急時には街角のATMで24時間キャッシングも出来ます。(借り入れなので各社規定の金利が加算されます。カード裏面の ”Cirrus”(シーラス)または”Plus”(プラス)のマークが表示されたATMならどこでも当該国の通貨が出てきます。)カードの海外利用についてはご自分の加盟カード会社の規定を良くお読みください。

外貨キャッシュ(両替)カードはクレジットカードと違い、日本の自分の口座(日本円で入金)から引き落とすための銀行カードです。これもカード裏面の ”Cirrus”(シーラス)または”Plus”(プラス)のマークが表示されたATMならいつでもどこでも当該国の通貨で引き出せます。各銀行により 機能が違いますのでお取引銀行にお問い合わせ下さい。また海外旅行専用として シティバンクが発行している「ワールドキャッシュ」は口座を開設しなくてもカードが作れ、汎用性・利便性も非常に高いので お勧めできます。実際 わたくしも使用していますが 使い始めてからチェックをほとんど使わなくなり、両替の不便さが解消されました。空港内・主要鉄道駅構内にATMが設置されていますので 到着したらすぐに現金が引き出せます。
気を付けたいのは 機械の中の現金切れ。年末年始など利用者が多く 現金の補充がない期間は中に現金が入っていないこともあります。

いずれも大変利用価値が高いのですが カードだけしか持っていないと 紛失・盗難などの際にまったく動きが取れなくなりますので必ずほかの手段(現金やチェック)を併用することを前提としてください。
また、まれにカードが機械に飲み込まれてしまうことがあります。機械自体の故障、または暗証番号を続けて数回間違えて入力した場合などです。(間違い入力の回数はカードにより違います。)銀行の開いている時間にしか対応してもらえませんので なるべく開店時間内に操作するように心掛けると良いでしょう。

ブルームバーグのページで為替レートを調べる

東京三菱銀行のページでトラベラーズチェックについて調べる

シティバンクのページで「ワールドキャッシュ」について調べる

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日本出発まで 渡航準備
保険
クレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯サービスでついてからは加入する人が減っているように思えます。が、カードによりカバーされる項目や金額は大きく異なりますので 規約をよく確かめた上で加入する・しないを決めた方がよさそうです。「保険に入っておいて良かった〜」という例をたくさん見てきましたので…(幸いにも自分はまだ経験していませんが)

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初稿  10.JUN.2001
最終更新  08.JUL.2002

 

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